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地域世界 7

¥660 税込

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2024年1月20日刊
A5判並製
本文52ページ
定価660円(本体600円+税)
ISBN978-4-9912051-7-0

目次
上志段味羽根の城跡………犬塚康博
観光による博物館の「産業合理化政策」とどう対峙するか………内田洋隆
収容所の博物館、占領期の博物館(博物館と主権に関するノート)………犬塚康博

概要(本書から)
「上志段味羽根の城跡」は、本叢書1冊めで扱った志段味城に関する研究の続編である。「観光による博物館の「産業合理化政策」とどう対峙するか」は、学術的資産と経済活動との矛盾の止揚について考える。収容所の博物館、占領期の博物館」は、表題の事項を通じて自明の主権を照らし出し、GHQ主権下の博物館三項(『新しい博物館』、国立科学博物館でのレッドパージ、博物館法)が、現在の私たちの主権に属することなのかを問う。

執筆者紹介(本書から)
犬塚康博(いぬづか やすひろ) 1956年生。関西大学文学部史学科卒業。千葉大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。考古学、博物館史研究。
『戸山屋敷銅鐸考』『反博物館論序説―20世紀日本の博物館精神史』『藤山一雄の博物館芸術―満洲国国立中央博物館副館長の夢』
内田洋隆(うちだ ひろたか)  1974年生。明治大学文学部史学地理学科卒業。考古学、文化財の経済社会学。
「吉井城山第1貝塚出土の礫器」(『横須賀考古学会年報』33)、「埋蔵文化財保護の受益者をめぐって」(木村衡との共著、『古代民衆寺院史への視点』)、「公共財としての博物館という認識の検討」(『博物館史研究』13)

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