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2021年10月1日刊
A5判
本文54ページ
定価750円(本体681円+税)
ISBN978-4-9912051-1-8
◆ 目次
吉田富夫の西志賀世界………犬塚康博
吉田富夫の遺跡公園論と博物館論………犬塚康博
赤星直忠の「歴史観」………内田洋隆
◆ 概要(本書から)
本書は、地域が考古学的、博物館的にいかに生きられたのかを、神奈川の赤星直忠氏(1902–1991)と名古屋の吉田富夫氏(1912–1971)の思想と実践にたずねた。それは、遺物・遺構・遺跡、遺跡公園・博物館のいかんにとどまらない、歴史観を地域がどう体験したのかへの問いでもある。
◆ 執筆者紹介(本書から)
犬塚康博(いぬづか やすひろ) 1956年生。千葉大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。考古学、博物館史研究。
『戸山屋敷銅鐸考』『反博物館論序説―20世紀日本の博物館精神史』『藤山一雄の博物館芸術―満洲国国立中央博物館副館長の夢』
内田洋隆(うちだ ひろたか) 1974年生。明治大学文学部史学地理学科卒。考古学、文化財の経済社会学。
「吉井城山第1貝塚出土の礫器」(『横須賀考古学会年報』33)、「埋蔵文化財保護の受益者をめぐって」(木村衡との共著、『古代民衆寺院史への視点』)、「公共財としての博物館という認識の検討」(『博物館史研究』13)
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